佐々木譲『憂いなき街』を読む。

佐々木譲作品。1950年札幌生まれの作家。これで6冊読破。北海道警察シリーズの1冊。比較的気楽に読める事件ものだ。

『憂いなき街』

道警機動捜査隊の刑事津久井と大通署の佐伯警官を中心に事件を裁いていく。

最初は宝石商への強盗事件だった。ひとりのチャラい犯人は捕まったのだが指示役とされた故買屋が先に殺されてた。津久井はジャズが好きなのだが札幌で例年開催のジャズフェスティバルに東京から四方田純が出演しピアノ演奏に奈津美が参加するという。

ジャズに夢を持っていた奈津美に好意を抱いた津久井は関係を持つのだがじつは奈津美はかって覚せい剤で捕まっていた。でも夢だけは応援しようとしていたのだが四方田はもてもての男で東京からフアンが押しかけていてその内の一人が殺された。その女も覚せい剤やっていた。奈津美もかっては四方田と関係あることが知られて奈津美に嫌疑がかかりそうになった。なんとかフェステバルを開催して奈津美の夢を成就させようと・・・。事件は一挙に解決へ・・。

☆☆☆

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