日本で江戸時代から続いたハンコ文化が風前の灯だ。
菅首相に変わり河野太郎行政改革大臣が積極的に脱ハンコを推奨している。
年末調整や確定申告も脱ハンコの方向であり日本年金機構も一部例外を除き
一律廃止の検討に入るとしている。
地方においても福岡県など県単位で廃止の方向に進みそうだ。
確かに印鑑がひとつないために仕事が遅れるなど弊害は多いし、時代はオンライン、
電子印鑑などになっていくのだろう。
しかし武将の花押に見られるごとく印鑑は日本文化のひとつであった。シャチハタに
見られる如く簡略化が進んで意味のないものになってるのは確かだろう。
せめてハンコ文化を残す手立てはないのか。文書にハンコはなくても通用するが
あってもいいという方法もあるのではないか。あとはデザインハンコとして
遊び的に使用されるようになっていくのではないかと希望的に推量するがどうだろう。