東野圭吾『ダイイング・アイ』を読む。

東野圭吾作品。怖い作品である。交通事故で死んだ女性が生への執着をこめて

加害者への恨みを込めた事故時の目が様々な事件を引き起こす話。

『ダイイング・アイ』

バーに勤めている慎介は夜中に仕事を終えてオーナー運転で酔いつぶれた女を

伴っての帰り道自転車に乗った幸せな家庭を築いていた人妻美菜絵を撥ねる事故を

起こす。対向車線を走っていた車が避けようと美菜絵のもとに飛び込んで押つぶした。

オーナーは慎介を身代わりに対向車の車は飲酒の社長令嬢の運転だったが婚約者の

木内に身代わりにして事件は一件落着したはずが・・。美菜子の夫はマネキンの

製造の会社に勤めて幸せな生活をしたので愛する妻を失って妻の再生を試みる。

実際の事故を起こした令嬢みどりは事故の時の被害者の目が忘れられず錯乱する。

そして慎介が帰りに襲われたり、犯人美菜絵の夫が自殺したり、慎介が錯乱した

みどりに拘禁されたり、それを助けた刑事が殺されたり、オーナーが金に絡んで

慎介を殺そうとしたりと事件が次々に起こっていく・・・・・・・・。

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