タイのデモの雲行きが怪しい。

タイは言わずと知れた王室を持つ民主国家である。

タイ人の気質もおとなしいというイメージを持っている。

ところが軍主導の現政権に対する反政府デモが続いている。最初は穏やかな

雰囲気だったデモが最近は様変わりしているようだ。

高校生や大学生の若者たちのデモが王室批判に発展しているらしい。

人権弁護士のアノンという人が王室批判をしたのがきっかけという。

学生運動リーダーのひとりパリットさんが一時拘束されてさらに批判が高まった。

デモも方向性によっては思わぬ方向にいく例だろう。

いまのところ日本では皇室批判はないけれど社会不安が増大すれば

何が起こるか分からない。平穏な世の中でありますように。