眉村卓氏の作品を読むのは2作目だろうか。
自分にはあまり合わないかもなあ。
「沈みゆく人」
あまり売れない作家が街で本を勧められる。何人かの人で書いたものだという。
自分のかって経験したようなことが書かれていた。
読んで作品に入り込めない時は読んだら次には中身が消えてしまい、
入り込んで共感すると本の中身に取り込まれて本の世界の人間になってしまい
そっちが本物の世界になるという不思議な本の話。
暗い過去のままにすすんでいく環境を変えるためにその本に自分が物語を
書き込んだ・・・・・。
(作家の世界なのか、本に取り込まれた世界なのか分からなくなる)
☆☆