#湊かなえ『夜行観覧車』を読む。

湊かなえ作品。代表作ともいえる本。大分前に読んだ気がしたのだが図書館で目新しくあって最後がどうだろうか分からなくてまた読むことにした。親の心子知らずとか子の心親知らずのような本だ。高級団地の医者の幸せそうな高橋家。父が殺さる。その団地にあこがれてその向かいに住んで子の暴力に悩む遠藤家。その隣の裕福な小島家。

そんな団地での家族のいろいろな悩み・問題が家族の殺人という形で現出したときの人々がどんな姿を現すか。

夜行観覧車

遠藤家では娘彩花が今夜も母親にあたっていた。そんな時向かいの高橋家でも息子慎司を巡って夫婦でトラブルが起こっていた。まさかの妻が夫をトロフィーで殴ったという。夫は死んだ。二人の子供のうち慎司はコンビニに姉は友達の家に泊まり込みに。

そんな様子の大声を隣の小島さんも遠藤家の父も聞いていた。突然の事態に両家の家族や小島家はどう対応したのか・・・・。「ひばりが丘エリート医師殺害事件」と週刊誌に報じられた真相は。

(どこの家庭でもある家族の考え方のすれ違い。ためにする言葉や行動が思わぬ事態を引き起こすことも。どう家族は日常をすごせばいいのだろう。答えはあるのか。)

☆☆☆☆

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コロナ収束に向けて。

英国では1日5万人の感染者数で収まりそうもない。

中国でも観光客中心に感染が拡がってるという。

シンガポールではワクチン接種がなければ出社に及ばずという。

世界的にはいまだに感染者数は45万人前後で横ばい状態だ。

日本だけがロックアウトもしないで緊急事態宣言という一部飲食店では休業要請や時短はあったけれど号令に近い形とワクチン接種と国民の感染対策励行でコロナが収束に向かいつつある。昨日などは東京都が19人の感染者という信じられない数字になった。

どうしたら感染するのかという悪例を海外・国内で研究者は調査して国民に示して国民の感染対策の参考にしたらいい。後2か月ゼロに向けてがんばろう。

衆院総選挙だが・・・。

衆院総選挙まであと1週間になった。

いつも選挙で思うことがある。「投票に行きましょう」「あなたの大切な1票」

などとマスコミなどは声を大にしていっている。それは当然のことだ。

気に入らないのはマスコミ各社の選挙速報だ。

開票するかしないかのうちに「当確」がでる。早い機会に当確を打つのをマスコミ各社は競っているようだ。誰のための速報なのだろう。立候補者に対するサービスなのか選挙関係者へはやく知らせて安心させたいのか・・・。

選挙は一面ではお祭りである。自分の1票がどう扱われたかがしりたいのではないか。

極論だがもし1票差で当選したとしたら投票した人は「あああ俺の1票で当選した。投票しに行ってよかった。」そう思うのではないか。淡々と開票作業を順次に発表するほうがどれだけ国民は盛り上がるか、次も投票に行こうと思うだろう。政治不信が投票行動を抑制しているというがそればかりではないのではないか。マスコミも一翼を担っているような気がしてならないが間違っているのだろうか。問題は行ても行かなくてもなんら変わらないというのは政治不信と同時に開票不信もないか。穿った見方をすればマスコミがどのような結果か早くしりたい?考えすぎか。

福ニャン日記 道内感染者5人!

10月24日 晴れ

北海道でのコロナ感染者がついに5人と1桁になった。みんな頑張った!

ワクチン効果のお蔭だろうがひとりひとりの感染対策が功を奏したのだ。

基本的にはゼロからは感染は発生しないはずだからゼロを目指していこう。

原油高が続いて心配だなあ。消費者物価が上がったというニュースには喜べない。

ガソリン・灯油が高いのは家計直撃だ。くそー!

山道散歩。日々紅葉が進んできた。寒さの厳しさと紅葉の美しさとで釣り合いがとれてる。悪いことのかげには必ずいいことだってある。

(紅葉)

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(紅葉に囲まれてパパと遊ぶ。微笑ましい公園1シーン)

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小平奈緒選手活躍!

冬のスポーツが開幕。

スピードスケート距離別選手権が長野で開催しているが小平奈緒選手500mで優勝。1000mでも2位と相変わらず活躍している。ただただ脱帽!!!!!!!

高木美帆選手は1000m・3000mで2冠。冬がきたらこの二人が主役だなあ。

女子ジャンプは高梨沙羅選手が5連覇というし活躍すべき選手が健在でいいねえ。

ゴルフも男子は今週の米国ツアーは松山選手がトップで期待が持てそうだし、女子ゴルフも古江選手と勝選手たちが激戦だし、やっと道産子菊地絵里香選手や小祝選手が上位に上がってきて最終日が愉しみだなあ。

競馬は菊花賞があるし忙しいなあ。

中国への側面援助。

北朝鮮が台湾問題について中国擁護の側面援助の声明をだした。

「米国は中国の不可分の領土である台湾独立をけしかけて軍事的緊張をけしかけている」「露骨な中国への内政干渉であり国際平和と安定への脅威」

外交とは自分のことは棚にあげて他国を非難することなのだろう。北朝鮮は核とミサイルの開発という世界的平和への脅威をまき散らしながら中国との蜜月の関係を明確にしたものであり中国が北朝鮮の核・ミサイルにお墨付きを与えていることがはっきりした。それとも中国におもねることで北朝鮮安保理経済制裁への中国の解除への働きを期待してのものかもしれない。

台湾問題は非常にデリケートな問題なのは確かだ。しかし台湾が現状維持を望んでいることも確かである。軍事衝突にならないように願うばかりである。

東京一極集中。

東京1極集中ということが言われる。

地震・コロナ・地価高騰などいろいろあるけれど東京への集中傾向は変わらない。

地方だけで人口の奪い合いをしているだけでは地方の疲弊が止まらない。

60年程前の守屋浩さんの歌を思い出す。

「ボクの恋人♪ 東京へいちぃち♪ ボクの気持ちを知りながら♪ なんで なんで なんで♪どうして どうして どうして 東京がいいんだろ♪ ボクは泣いちぃち・・」

この歌が流行ったころから東京一直線の流れが止まっていない。しかしITの流れとコロナでのリモートの進化はきっとここ数年でこの流れが止まって地方の流れがくると期待している。かって対戦直後の働き手の受け皿は地方であった。きっと地方の繁栄がくるだろう。首都と地方の均衡ある発展がないと真の国の繁栄はないのではないか。